アクア　リアバンパーポッテイングシール開発ログ vol.2

試作：
ボール盤⇒フライス盤⇒グラインダーで加工したあと、
透明ボンドで反射板を貼り付け、カットします。

5mm厚アクリル板

粗いですね・・・。ファーストトライは、失敗の繰り返しです。
実車に合わせてみると、実車リフレクターの色と全く違いました・・・。

つぎに、

3mm厚アクリル板

セカンドトライということもあり、ファーストトライよりもきれいに製作。
アクリルの板厚が薄くなることで、色調も明るくなり、より純正ライトに近くなりました。

次に考えるのは、
アクリル板の量産・・・
しかし、アクリル加工が難しく、なかなか商品になりません。
この商品化というのが難しいですね。

試作などで製品とはなっても、量産として商品とするのが
また新たな課題として生まれました。

何度も試作や工法の確認を行う中で、
見つかったのはポッテイングという技法・・・。
別名では樹脂盛りなどと呼ばれる既存工法ですが、

実際に試作を作ってみると・・・

綺麗な形状に整いました！！
実はアクリル盤を加工している間に、他工法でもトライしていたのですが、
裏にきれいにシート貼ることができず、難航しておりました。

比較してみると、違いがわかります。

実際に貼ってみても、

形状にぴったりと収まりました！！

ポッティング技法にて量産が可能となりましたが・・・
まだまだ課題が残っています。

次回は、「材料の選別」をしていきます。

※取り扱っておりますポッティングシールですが、どこにでも貼り付けが可能です。
柔らかいので、グニグニと曲がります。

車外に限らず、いろいろな場所で使用できます。
ただし、ブレーキ誤認のおそれがあるため、
反射機能は持たせておりませんのでご了承ください。

お車のアクセントにご使用ください。